「サイキックタロット」水引ダーランです:)
人にとって、行動とは快楽でありうる。今日はそんなお話。
人間には「線条体(せんじょうたい)」という行動と快感を結びつけている器官があります。これは「やる気スイッチ」とも言われています。
脳は集中できている時、この器官が活動している状態なのですが、人は集中モードに入ると、すなわち「やる気スイッチ」が入ると、その行動に快感を感じるようになるのです。
これは本能とも結びついていて、行動に快感を感じられなければ、動物は生き抜くことができなかったのです。獲物を追いかけることをすぐにあきらめてしまったら、餓死しますよね。
一度追いかけ始める(やる気スイッチ発動)→行動に快感を感じる→追いかけ続ける→獲物ゲット、というわけです。「やる気スイッチ」さえ入れば、人は勝手に行動が続くんですね。ではそのスイッチの入れ方は?
それは「行動をイメージすること」。その時のコツは「映像のように」「擬声語を使って」イメージする。
例えば「掃除やんなきゃなーーー」だと「ササッと動いて、パッと掃除機を出して、ガシガシ断捨離して、ニコニコ楽しく部屋をピカピカにできた」ところまでイメージする。
逆に「やろうやろう」といくら思っても、やる気スイッチにその命令は届きません。ただ単に「やる気を出そう」と思っているとき、言語野が活発に動いているにすぎません。つまり「やる気はあっても行動できない」状態。
行動をイメージ。これで重い腰も軽やかに上がりやすくなりますよ!